同人誌印刷の新ブランド「booknext」のご紹介

栄光をご利用いただきありがとうございます。

栄光が同人誌印刷事業をはじめて30年。たいへん多くのお客様に、ご利用いただく機会を得ることができました。この経験を元に提案する次世代型の同人誌印刷の新ブランド「booknext」をご紹介させていただきます。

新ブランド「booknext」誕生の経緯

お客様の同人誌印刷に対する要望は主に「品質・価格・納期」の3要素です。過剰な高品質、過剰な低価格、過剰な短納期は会社を疲弊させてしまいますので、このバランスを考えながらサービスを提供してまいりました。この会社の考えと、お客様の感性との相性もあります。すべてのお客様に100%満足していただくには限界があります。そこで栄光は、もう1つの選択肢を提供することにしました。

新ブランド「booknext」を立ち上げるにあたり、導入したのが次世代型の入稿システムと製本の自動化ラインです。総合的にファクトリー・オートメーションを目指す第一歩です。人的なミスの要素を可能な限り排除したシステムを採用し、省力化によるコスト低減も可能にしました。従来の「栄光」と「booknext」は、どちらが上でも下でもありません。お客様との相性が一番です。以下に特長を説明しますので、うまく使い分けていただけると幸いです。

同人誌印刷 栄光 ブランド名 booknext
メニューになくても、なんとかする姿勢の「同人誌印刷の総合デパート」 コンセプト 割り切ったサービスでビジネスライクな「印刷通販型の専門店」
キャンペーン、早期入稿による割引が多彩で、ポイントシステムもある 価格ポリシー エブリディロープライス。低価格帯での設定で、余分なサービスはない
デジタルデータ、紙原稿とも受付 入稿原稿 デジタルで適正なデータのみ受理
多種多様なセットと、豊富な加工オプションあり 商品セット シンプルで典型的な仕様のみに限定
2P単位でも融通して受付(中綴じは4Pの倍数) 本文ページ数 B5; 4Pの倍数、A5; 8Pの倍数に限定
半年間無料 預かり在庫 無料では預かりません

 

ブックネクスト「booknext」の特長

◆ご自身で確認できる次世代型入稿システム
ブックネクストはお客様の使いやすさを第一に考え、データ入稿をドラック&ドロップという直感的操作で行えるシステムを採用。入稿すると電子ブックリーダー型プレビューが生成されるので、入稿後すぐにご自身で視覚的に確認できます。入稿したデータに間違いがないか、モヤモヤとした心配がなくなります。お客様自身が最終のデータチェックを行い発注する仕組みとさせていただきました。印刷会社側のデータチェックは、印刷受注基準に抵触するかなどの最低限の目視確認にとどめることにより大幅な省力化が可能となります。サイズ違いやページ不足にはアラートでお知らせします。「本文・白紙ページ追加」ボタンを装備するなど、ありがちなトラブルはシステムで回避します。

逆に言えばシステムで対応できない注文は対象外になります。つまり紙原稿は受付けることができません。指定のファイル形式やサイズのデジタルデータでなければお受けできません。省力化を前提とした低価格帯での商品提供になりますのでご理解ください。

省力化による低価格を実現したビジネスライクなコンセプト
データ入稿のシステム化とともに、製造ラインにもSmart Binding System(省力化製本ライン)を導入。人の手で丁寧に扱う工程と、機械に委ね省力化する工程を区別して全体最適を追求しました。これによりトータルコストを低減。働くものにも優しく、持続可能で無理のない低価格帯でのサービスを提供します。商品は、出荷日までの営業日数による価格設定を採用。同じ仕様で長い営業日ほど低価格で、短納期になるほど高くなる印刷通販型のサイト設計です。ビジネスライクなコンセプトで「割り切った」サービスとなっています。スタート当初は基本的なサービスのみで、遊び紙などのオプション無し、預かり在庫もありません。もともと低価格なのでキャンペーンや割引、ポイント制もありません。順次サービスメニューは増やしますが、割り切って使える方は使ってください。

本文ページ数も重要な意味があります。価格表の設定通りのページ数でしかお受けしません。B5で4の倍数。A5で8の倍数の設定としています。オンデマンド印刷の印刷単位です。「お金を出すから2P少なくていいだろ」はダメです。2Pを取り除く労力のほうが厄介です。この場合なら白紙ページで調整してでも、本文ページ数を合わせてください。

オンデマンド印刷はテカリを低減した価値ある品質
情報と機器のデジタル化により、各工程のオペレーションはスキルレスで安定的な環境が確立されました。過剰に高品質であると謳う時代は終わりました。栄光では色管理のためにJapan Color の標準印刷認証を取得。また、個人情報の適正な取り扱いのためのプライバシーマークも取得。トラブルやロスの可能性を低減し、安定的で継続的な品質を提供します。

特にオンデマンド印刷は最新のモノクロ・プロダクションプリンターを導入。レザープリンターでありながら、ベタのテカリを低減したプリント品質は好評価を得ています。

現在、ご利用いただいている「同人誌印刷 栄光」の特長

同人誌印刷に寄り添って30年、これからもスタンスは変わらない
栄光のすべての業務を、一気に最新のものに変える事はできません。今まで通りのサービスに改善を重ねながら継続します。30年の中で至らぬ点があり、ご迷惑をお掛けしたお客様には改めてお詫びします。台無しにしたイベントの時間を巻き戻せないことも理解しております。だからこそ同じ過ちは繰り返さないシステム構築や、ホームページでの丁寧な解説を心がけています。今回の新ブランドの立ち上げもそうです。次への改善に向けての布石です。10年前の栄光、5年前の栄光、2017年の栄光は進化していると思いますが、それを実感して評価していただくのはお客様自身です。

紙媒体はデジタル化により減少の一途を辿り、印刷業界は不況業種に認定されるほどです。その中で同人誌印刷は規模を維持して踏みとどまっていますが、新規参入もあり低価格化、短納期化が進んでいます。同人誌文化に理解のある印刷会社として、持続可能なサービスを提供できるよう踏みとどまります。同人誌印刷の総合デパートとして色々な要望にも対応し、メニューになくてもなんとかする頼れる存在を目指すのが「同人誌印刷 栄光」です。ただし、短納期は金曜朝締切で日曜イベント搬入の「当日便」が福山市からの限界です。土曜日対応は首都圏の印刷会社さんにお任せします。

※booknextの次世代入稿システムは、来年2018年後半には入稿の入口のひとつとして「同人誌印刷 栄光」へも移植する予定です。

岡田 一

この記事を書いた人

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栄光の二代目社長。大学漫研時代に同人誌発行。マンガは下手なのに、商業誌に四コマ連載経験アリ。「なんとかなる!」がモットーの“静かなるファイター”