METALサンバセットにオンデマンドコースが加わりました

メタリック表紙にPP加工がついた豪華仕様の「METALサンバセット」に、オンデマンドコースが加わりました。オフセットコース100部からだった、高いハードルが10部からの注文も可能になり、価格的にも一気に使いやすくなりました。

アルミ蒸着紙(ミラックスV220kg)にカラー印刷+白押さえ印刷+クリアPP加工というメタル表現に完璧なセットです。アルミ蒸着紙は尖ったもので擦ると傷が付きやすいので、傷つき防止のためにPP加工をセットにしてあります。白押さえのある部分、ない部分の差をうまく使い分けて「メタル表紙」に挑戦してみてください。

オフセット印刷の白印刷を経験されているお客様には注意点があります。オフセットの「白インキ」に比べ、オンデマンドの「白トナー」は2倍程度の濃度があり、不透明でくっきりと印刷されます。オフセットでは白インキで2度刷りしないと出せない濃度です。

   

※画像の左側が従来の白インキです。インキには透明性があるので下地が透けます。右側が白トナーです。ペンキで塗ったような感じでくっきりと表現されます。メタリック用紙だとその差が分かりにくいですが、最も濃い色の「黒」が下地だとその差が大きく見えます。

これは、オフセットの「白インキ」が悪いわけではありません。オフセットインキとはこういうものです。従来の方法で白印刷を強く表現したい場合は2度刷り、3度刷りという手間を掛けて印刷をしていました。印刷の経験者からすると、むしろこの「白トナー」の濃さの方に違和感があります。これはつまり、利用者の立場で言うと透ける欠点を解消した「白トナー」が登場したと言うことです。

白押さえで使うベタについては意識されなくて結構ですが、オモテに出る白印刷はハッキリと印刷されます。オフセット白印刷の先入観がなく、オンデマンドの白トナーが初体験であれば特に意識される必要はありません。白が白く印刷されるだけです。

白の特性をご理解いただいた上で、「METALサンバセット」オンデマンド“新設”お試し20%割引キャンペーンを2月からスタートします。同じく白トナーを使った「ホワイトセット」も新設してこちらはすでに割引キャンペーンが始まっております。

ぜひ、この機会にお試しください。

栄光スタッフ

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同人誌作成に必要な連絡を取らせていただいている、受付メンバーです。時にやさしく、時に厳しくなることはお許しください。